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私は小田原で2011年にウェディングエキスパーツを創業したが、関東出身でも小田原出身でもない。今思えば、よく知らない地域で独立し、12年間もやってこれたなと最近ふと考える。独立したら仕事くれると言ってくれたが、独立した途端知らぬ顔をされたり、やっとの思いで仕事を得たが、足元をみられ叩かれながらぎりぎりの生活を強いられた。少し軌道に乗ってきたら箱根の噴火騒動で資金繰りがヤバくなり、また瀕死状態に。消費税が払えず大切なバイクを売ったりして財産がなくなる恐怖を感じた。また少数精鋭でやっていた中、信頼していた従業員にカメラの高額高額レンズを泥棒されたり。。。今となっては本が書けるくらいの波瀾万丈であり、笑い話であるが、営業ネタとして使っているので、人生山あり谷ありも前向きに捉えるなら悪くない。
起業はサラリーマン違って「食うか食われるか」という生き方なので、気を引き締めないと背中から撃たれたり、横取りされるということになるのだと学んだ。
西湘や箱根エリアには同業もたくさんおり、同エリアを三国志の「天下三分の計」のように縄張りを持つのもいいのだが、私はエリアNO1になりたいと強い意志を持っているので、同業と手を組むことは考えていない。勢力図的にはまだ当社はまだまだであるが、13年目の今年は一気にまくるつもりだ。「絶対負けない！」「絶対NO1になる」という強い意志を貫くために、常に目標や夢を従業員の前で目標を宣言し、「言霊」において自分を追い込み有言実行を目指す。ウェディングエキスパーツが地域でNO1になることで、従業員の働くモチベーションが上がり、またオンリーワンのサービスと引き換えにお客様からも見合った対価を頂戴し、従業員に還元する。お客＝当社＝従業員と全てがハッピーにならない限り、会社は成長しない。
自分の幸せのために、お客＝当社＝従業員をまず幸せにするために、「絶対負けないという強い信念」は持ち続けなければならないのである。